アスファルト舗装 よくある質問
アスファルト合材の重量計算、仕上がり厚さ、路盤工事の基礎知識とアスファルト計算機.
アスファルト合材の数量計算
アスファルト1トンでどれくらいの面積を舗装できますか?
業界標準の締固め密度 2,323 kg/m³ を基準とした場合、仕上がり厚さ5cmなら約8.6㎡、厚さ4cmなら約10.7㎡の面積を施工できます。路盤の凹凸や端部のロス率(約5%)を考慮すると、厚さ5cmで1トンあたり約8.2㎡を目安とします。
なぜ緩い状態(ルーズ)ではなく締固め密度で計算するのですか?
合材工場から出荷された直後のアスファルトは内部に空気を含み、密度は 1.7〜2.0 t/m³ 程度です。ローラー転圧によって20%〜25%圧縮され、最終的な強度を持つ 2.323 t/m³ の締固め状態になります。設計基準は仕上がり厚さを指定するため、締固め密度で計算しないと合材不足が発生します。
アスファルト1立米(m³)の重さはどれくらいですか?
転圧・締固めが完了した密粒度アスファルト混合物1立方メートル(1立米)の重量は約2.323トン(約2,320kg)です。
一般的な住宅の駐車場(2台分)には何トンのアスファルトが必要ですか?
乗用車2台分の駐車スペース(約30〜40㎡)を厚さ5cmで舗装する場合、ロス率5%を見込んで約4.0〜4.9トンのアスファルト合材が必要です。
舗装の厚さと砕石路盤の設計
一般住宅の駐車場の舗装厚さは何センチが適切ですか?
普通乗用車が主体の住宅駐車場では、十分に転圧した砕石路盤(RC-40など 10〜15cm)の上に、仕上がり厚さ4cm〜5cmの密粒度アスファルトを敷設するのが標準的です。
なぜ砕石路盤の施工がそれほど重要なのですか?
アスファルトはたわみ性舗装(可撓性舗装)であり、車両の荷重を下層の路盤に分散させて支えます。路盤の締固めが不十分だと、表面のアスファルトにひび割れやわだち掘れが生じます。
土や芝生の上に直接アスファルトを敷くことはできますか?
できません。土や草の上に直接敷設すると、雨水や地盤沈下によりすぐに陥没や亀裂が発生します。表土をすき取り、砕石を敷いて転圧する必要があります。
1回の転圧で敷設できるアスファルトの最大厚さはどれくらいですか?
1層あたりの厚さは最大でも7〜8cm程度までに抑えるのが原則です。厚さが10cm以上必要な場合は、下層(基層)と上層(表層)の2層に分けて施工します。
費用・運搬・現場管理
アスファルト合材1トンの価格はどれくらいですか?
プラントでの合材材料単価は地域や原油価格により異なりますが、1トンあたり10,000円〜18,000円前後が目安です。重機施工や路盤工を含めた工事全体の平米単価は4,000円〜8,000円/㎡程度になります。
ダンプトラック1台で何トンのアスファルトを運べますか?
2トンダンプで約2〜2.5トン、4トンダンプで約3.5〜4トン、10トンダンプ(大型)で約8〜9.5トンの合材を運搬可能です。
材料発注時に余裕率(ロス率)はどれくらい見込むべきですか?
路盤の不陸(わずかな凹凸)や端部のすりつけロスを考慮し、通常5%〜10%の余裕を見込んで発注します。
加熱アスファルト合材と常温合材(レミファルト等)の違いは何ですか?
加熱合材は約150℃の高温で運ばれ、冷めないうちに転圧して本舗装を作ります。常温合材は袋詰めで常温保管でき、ポットホール(穴)の応急補修用として使用されます。
施工後の養生・水勾配・耐久性
施工後、車は何時間(何日)で乗り入れできますか?
温度が50℃以下に冷えれば人は歩行できますが、乗用車の乗り入れは施工後48時間(2日)以上空けることを推奨します。特に真夏の炎天下では合材が柔らかい状態が続くため注意が必要です。
水たまりを防ぐための水勾配(排水勾配)はどれくらい必要ですか?
表面の雨水を側溝へスムーズに流すため、最低1.5%〜2.0%(1メートルあたり1.5〜2cmの高低差)の水勾配を確保してください。
アスファルト舗装の耐用年数はどれくらいですか?
適切な厚みの砕石路盤と水勾配が確保されていれば、住宅駐車場のアスファルト舗装は20年〜30年程度維持できます。
舗装の劣化を防ぐメンテナンス方法はありますか?
小さな亀裂が発生した段階でシール材を充填するクラック補修や、定期的な清掃を行うことで寿命を大幅に延ばすことができます。
現場の材料数量やトン数を今すぐ算出しますか?
アスファルト計算機に戻る各種専用計算ツール:Asphalt Cost Calculator,Asphalt Coverage Calculator,Asphalt Volume Calculator,Asphalt Area Calculator.